Win95の時代にも既にかなりのフリーウェアがあった
当時はまだダイヤルアップのによるネット接続が主流で
接続料金が極めて高かったため
雑誌付録のCD-ROMからフリーウェアをインストールしたものだ
そうしたフリーウェアの中でも当時愛用したのは
厳密にはシェアウェアだったはずなのだが
機能制限があったのかな? 事実上タダで使えていた
メーラーのBeckyだった
OSに付録していたメーラーも当然あったのだが
処理速度や使い勝手などの面でソフトごとの個性があり
自分が気に入ったソフトを導入するのは当然のことだと思っていた
当然、そういういろんなソフトがあるからこそ
どのソフトでも基本的な処理はできるようになっていたし
メールの送受信に必要なpopだとのsmtpだのといった設定項目は
当然ソフト毎に「呼び出し方」が違うだけ、どのソフトにも当然あった
あったからこそどのソフトを使ってもよかったのだ
ところが、最近何らかのネット接続の契約を
2年間続けるとの条件下で格安(時には無料)でPCが使えるようになり
事実上サポート対象となるOSじゃなければネット接続できなくて当然
という状況になってきているようだ
というのも(オイラが理屈を知らないだけなのかもしれないが)
そもそもこの手の接続サービス自体がサポート対象となるOSを
限定しているのだ
Wi-Fiとか言われるものが無線LANの一種だと言うことは
何となく分かっているものの
自分のパソコンが公衆無線LANのネットワークに参加する際に
必要となるプロトコルが何か、それをどう設定すればよいのか
などなど、といったことを、実はオイラは知らない
ただ、ネット接続が可能なOSであればどれであれ
ネット接続に必要な設定を施すためのツールはあるはずだし
「うちのISPはこういう設定になっていればつなげるよ」という
設定に関する情報さえあれば、その情報どおりに設定することで
どのOSわ使っていようがネット接続できて良さそうなものだ
ところが、最近のWi-Fi系接続サービスは
そういった設定情報を必ずしも公開していないようで
あるいは、OS毎の「マニュアル」にほのめかしているものの
各種操作が「何をしているのか」については説明がなく
「理屈はどうあれこの通りにすればできるはず」
「できない? だったら有料だけど出張サポートするよ」
というスタンスになっており
「サポート対象のOSはこれこれだけ」と制限してしまっているのだ
どーしてここまで絞り込まれるのか、よく分からないのだが
商用OSがそれこそUbuntuなどオープンソースのOSに押され
儲からなくなってきたから、こういうことをするのだろうか?
ただ、それこそ上記のメーラーがよい例で
よく分からないって人はOS付属のもので済ませていたし
こだわる人が自分にあったソフトを探すだけの話
OSにしたって、OSその物がなんであれ
具体的な作業はアプリを介して行うし
ネット接続にしても、接続して何かをするにはブラウザを使うが
接続自体は、OSが何だろうしと繋がればよいのだ
サポート対称を制限するのはサーポートエンジニアの知識が
無際限に必要にならなすようにするため、なんだろうけど
プロバイダにしてみれば、ユーザーがどのOSを使おうが
要は自社のサービスを使ってもらうことで金が入ればよいのであって
OS無関係に施す設定項目はこれこれ、という情報くらいは
開示して良さそうなものではなかろうか??
オイラに言わせれば、無線LANの仕組みがいまいちよく分からないのは
そういった情報を開示せず、OS毎に場当たり的なマニュアルで済ませることで
ユーザーを無知なままにしておくように業界がしているからに違いないのだ
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