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【2025/05/15 01:09 】 |
ちくしょう、Wineめっ
ラップトップPCのOSがVistaでやたら動作が重く
譜面エディタFinaleで作成したパートに
特にGarritanの音源を設定していると
プレイバックが安定しない

加えて、自宅のデスクトップでもそうなのだが
日常的なPC利用がUbuntuに移っているため
Finaleを使うためだけにわざわざWinで再起動!
これは面倒なので
Ubuntuを起動した状態でFinaleが使えないか?
ということを考えるようになった

このために当初考えたことは

・メモリをデスクトップ、ラップトップともに8GBに増設
・Ubuntu内に仮想マシンを設定、メモリを4GB割り当て、Win7をインストール
・そこにFinaleをインストール

というもの
UbuntuはPAEのおかげで32bitのままでたくさんメモリを使える
他方、Winは32bitだと大してメモリを使えない
とはいえ、Winで使いたいのはFinaleだけだし
Vistaよりもメモリ管理が改善された7なら
32bitで使えるメモリでも十分だろう、と踏んだ次第

特に、OSがVistaのラップトップは早急に解決したかったので
昨年末にPCショップへ行ってメモリを探した
物理的にメモリ上限は8GBで、スロットは2つしかないため
4GBを2枚買うことになるのだが、在庫がない
店員さんに話すと取り寄せになるが、まだ品薄で
低価格のバルク品がなく、IOデータなど有名メーカー品だと
1枚7万弱もする、との回答

仮想マシンでのFinaleはここで頓挫した

そこで、次に考えたのがWineでFinaleを使うことだった
詳しいことはよく分からないのだが
仮想マシンはハードをエミュレートして
その中にリアルなOSをインストールして使うようなのだが
Wineはエミュレーターではなく、レイヤーというらしい
昔はPC-88向け、FM-7向け、と機種毎に
つまりハード毎にOSもアプリも作り替えていたらしいのだが
(一部機種で人気が出たソフトは、他機種向けに移植版が出た)
OSが統一されることで、OSが機種毎のハードの差異を吸収する
このハードの差異を吸収する機能がレイヤー、というようで
Winとしてのレイヤーを他のOSネイティヴ環境に作ってしまおう!
というのが、Wineらしい

素人の理解なので間違ってたらごめんね

すると、Ubuntu上に仮想マシンを設定し
そこにOSを入れて、その上で゜アプリを実行するのと違って
Ubuntu上にWinのレイヤーを敷いてアプリを実行するのだから
仮想マシンをエミュレートする手間が省けることになるので
Wineで実行できるアプリの処理は
仮想マシンで処理するより早くなるのではないか??
などと素人が皮算用して色々試してみた

まずデスクトップでテスト
詳しいことも分からないまま

・UbuntuにWineをインストール
・Finaleをインストール

してみたところ、Garritanがプレイバックに反映されないとか
フォントがおかしいとか、タイやスラーなど曲線の描画が汚いとか
問題はありつつも、Finale自体は使えた

その後、Winのパーティションにインストールされている
Finale関連のファイルをWineにインストールされたものと比較したところ
一部フォルダの数やらファイルの数やらが一致しないなど
どうやらFinaleのWineへのインストールでエラーは出ないながら
色々問題があったらしいことが分かったため
Winのインストール済みファイルを
Wine上のフォルダにコピーしてみた

最後に、Garriatnの設定を一部いじったところ
Garritan音源を含むファイルのプレイバックも無事成功!
プレイバックも安定し、システムモニタで確認しても
メモリ消費量は1.1GB程度!

これを受けてラップトップでも同様の作業をしたのだが……
なぜか巧くいかない
特に、Garritanの音源その物ではなく
空間系エフェクトが一切動作しないのだ
対処法はないかと色々ネットサーフィンしているうちに
Wineでのフォントの対策に関する記事を見つけたので
とりあえずそちらを施してみたところ
Wineのバージョンの違いなどが影響したのか
メニュー表示のフォントまでおかしくなってしまった

これは、実際にWineをいじった人じゃない永遠からないかもしれないが
Wine Configulationで「デスクトップ統合」の設定項目を確認すると
全部ではないが、「~テキスト」という項目の中にはいじることができるところがある
これをいじって、IPA系のフォントにしてサイズを大きくしただけなのだが
これでFinaleのメニューがおかしくなるのだな
ツールバーには日本語で項目名が出ているのだが
そいつをクリックして表示さるものはすべてへんてこなのだ
なぜか斜体の「f」がやたら多く表示されてたな

デスクトップはCPUがインテル系なのに対して
ラップトップはAMDなので、この違いが影響するのか?

というわけで、問題なく動作していた
デスクトップのFinaleが入っているWineでも
デスクトップ統合をいじったら……おなじようにフォントがおかしくなってしまった(泣)

こうなってくると、オイラが参照したフォントに関するネット情報が
該当するWineのバージョンが食い違っていた??

そこで、デスクトップのFinaleもWineも一旦アンインストール
再度インストールし直した
初めのうちは以前の設定ファイルが残っていたりして
巧くいかなかったのだが
なんとか再インストールも成功して
フォント表示も回復
Garriatnの音源も空間系エフェクトも動作して
プレイバック成功!!

……と喜んでいたのも束の間
やたらメモリ消費量が多くなり、プレイバックがもたつき出したのだ

しかも、残っていた設定ファイルが
再インストールした後の環境に悪影響するのを防ぐため
隠しファイルを削除した影響なのか
GNOMEメニューからWineの項目まで消えてしまった

こりゃ、Ubuntu自体を再インストールしないと直らないか??


Wine、扱いが難しいぞ!!
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【2011/01/08 14:14 】 | 敢えてUbuntu | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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