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【2025/05/15 02:21 】 |
ウェブ・アプリとGoogleの方向
アプリケーションの位置づけが流動化しつつある気がする

まぁ、クラウドと呼ばれる技術が普及するに伴って
各自が自分のデータをローカルに保存するだけではなく
そのバックアップに利用するだけではなく
クラウドに接続できるならどこからでも作業ができる
更には他の人との共有・コラボもできる
という意味合いで
ローカルに独立した環境こそが少数派となり
ネットに接続されることが何をするにも前提すとなりつつある
この結果、ネット接続といえばブラウザ、というわけで
ブラウザ以外のアプリは不要! というところまで
持っていこうとしているかのように伺えるのがGoogleの戦略で
Gmailはメーラーを廃棄するし
Googleドキュメントはオフィス・スウィートを廃棄する
例えば、HTMLメールを読むにはブラウザの機能が
メーラーに必要とされていたのだが
Gmailはアプリではなく、ブラウザでメールを読む機能だ
まぁ、これ自体は一部プロバイダもとっくに提供していた
ウェブ・メールの機能でしかないのだが
このウェブ・メールをブラウザから操作するってことが
メーラー不要の立場を後押しすることになった気がする

例えば、メールにurlが記されていれば
通常はクリッカブルでとなっており
クリックすればブラウザが起動してurlを表示する
しかし、ウェブ・メールを利用すれば
メール閲覧のためにとっくにブラウザを起動しているので
urlをクリックしてからブラウザが起動するまで待つこともないし
Firefoxのようなタブ式ブラウザを使っていれば
urlをメールを表示しているタブとは別なタブで表示できる
それも、メールを表示しているバックグラウンドでできる
なので、メールに目を通し、表示させたいurlは
後でまとめて読む、何てことができるわけだ

これが、メーラーを使った場合には厄介で
恐らくurlをクリックする度にカレント・アプリがブラウザに切り替わり
いちいち改めてメーラーをカレントにしなければ
メールの続きを読めない、なんてことになる

そんなわけで、オスらは大分前からメーラーの利用を止めた

さてところが
このようにメーラーを廃棄して、ブラウザでメールも読める状況は
他のアプリではかえって不便なものなのかもしれない
というのは、mozillaがxul runnerとかいう技術によって
ユーザーの好きな特定サイトをあたかもアプリのように独立したウィンドウに
表示する技術を開発したからだ

ただ、オイラが試してみた限りでは
独立したウィンドウで表示させたい一部サイトにのみ便利な機能だ
それこそGmailをxul runnerで独立させると
urlをクリックする度にブラウザにカレントが切り替わるからね

そういう意味では、飽くまで独立表示させたいものとしては
せいぜい辞書サイトくらいのもの
事典関係はむしろ検索結果の一つにウィキペディアやYahoo!百科事典も含まれる
という位置づけになるので
ブラウザのタブで切り替えてみる方が便利な気がする

そういう意味で微妙なのがGoogleドキュメント
これをアプリ化するメリットがあるのかどうか分からないが
ChromiumやChromeをインストールすると
Googleドキュメント、Googleカレンダー、Gmailがアプリとして登録されるようで
既定のメーラーもGmailになるのだな
オイラがこれまで使ってきた限りでは
これらはアプリとして独立するメリットはない気がする

タブを切り替えるよりは
ウィンドウとして独立させることで参照しやすくしたいってサイトは
アプリ化した方が良いだろうが
そうでもなければ、ブラウザからトドんな機能でも呼び出せるという
一元管理のメリットこそが大きい気がする
Googleの各種サービスもそういう類で
スケジューラーやメーラー、オフィス・アプリの感覚で独立していると
ブラウザから一元管理できるってメリットが失われてしまう

そういう意味では、これらは独立したサービスにせず
Firefox向けGoogleツールバーのようなものを
ChromiumやChromeにデフォルトで搭載することで
ブラウザからいつでもGoogleのサービスが呼び出せるようにした方が
使い勝手もいい気がする
ところが、そうはなっていないので
ChromiumやChromeの起動がいくら早くても
各種機能の呼び出しが不便なので
結局Firefoxを使うことになってしまうのだ

そういう意味では、「クラウド」って言葉を強調し出したのは
Googleらしいが、クラウドのメリットを生かすような方向では
必ずしもChromiumやChromeが開発されていない気がする

あと、アプリはブラウザから呼び出せても
ファイルはローカルに保存しておきたい、なんてニーズもあるだろうに
Google Gearsの開発が滞っているというか
むしろ放棄された??
どこに向かいたいんだろうね、Googleは

かつてGoogleノートブックという便利な機能があったのに
Googleツールバーのバージョンが上がったら呼び出せなくなった
用は、Googleドキュメントのようなオフィス代替までいかなくても
閲覧したサイトから一部コピーしてノートを取ったり
むしろテキスト・エディタで作るテキスト・ファイル並に
簡単なメモを残せる、といった機能だった
その意味では、恐らくEvernoteに近い機能を先駆的に提供していたのに
そしておいらは便利に使っていたのに
なぜか使えなくなってしまった

更に、Google日本語入力(Mozc)は
推測変換にやたらこだわる
Android向けなら分かるが、パソコンでは文字入力しようとしたら
いきなり候補が出てくるのでかえって煩わしい

また、Googleドキュメントにしても
ウェブを介した保存・共有だけではなく
即座にサイトで発信もできるってところが売りだろうに
むしろ印刷する文書作成という面ではオフィス・スウィートに
無闇に近づきすぎることで、かえってブラウザから操作可能という
メリットを損なっている
なにせ、無料のオフィスなら既にOOoがあるからね

xul runnerの技術は確かに意義があるものの
何でもかんでもサイトを独立したウェブ・アプリにするのでは
かえってブラウザからの一元管理・一元操作のメリットを損なう
他方、ウェブを前提に各種サービスを提供しているはずのGoogleが
むしろそのメリットを損なうようにな形でサービスをバージョンアップしたりしている
この意味で、最近のGoogleはどこに向かいたいのかが、分からない

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【2010/12/01 21:07 】 | 雑談 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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